加藤 弘 師範 八段 (故人)
概要
1935年東京生まれ。 1954年合気会本部道場に入門。 合気道の開祖、植芝盛平からの指導を受ける。 1965年、有段者を募り野牛会(やぎゅうかい)として稽古。 この名前は、野牛のように元気よく稽古をするという意味であり、稽古は力一杯行い、怪我をしても文句は言わないことを掲げていた。 もう一つの由来は、稽古のあとで野(の)牛(モー:もう)会(かい)で『飲もう会』の意味もあったとか。 1987年名称『野牛会』から『杉並合気会』に変更。 1994年八段位に昇段。 精力的に合気道の指導・普及を行い、日本国内のみならず、アメリカ、オランダ、インドネシア、ブラジルなど広範囲に渡る。 体術のみならず、剣術、杖術など多岐に渡る技術を指導。 国内で約150名、海外では約300名の門下生を抱えている。 2012年12月2日、逝去。
略歴
昭和10年 | 東京向島に生まれる |
昭和28年 | 本部道場に入会、窪寺麻之先生と出会う |
昭和29年 | 開祖に初めて会う |
昭和43年 | 六段允可 |
昭和50年 | 野牛会正式発足会 |
昭和53年 | 高円寺体育館にて合気道の指導開始 |
昭和54年 | 七段允可 |
昭和61年 | 月刊合気道マガジン5月号に記載される |
昭和62年 | 杉並合気会設立、高円寺体育館にて指導開始 |
平成 3年 | 荻窪体育館落成、道場が荻窪体育館に移る |
平成 6年 | 八段允可 |
平成 7年 | アメリカ・カリフォルニアにて初めての海外指導 |
平成16年 | 小金井スポーツ・センターにて指導開始 アメリカ・テキサス、ブラジルにて指導開始 合気道探求(合気会発行)に記載される |
平成17年 | 窪寺麻之先生と再会 |
平成18年 | インドネシア、ベネズエラにて指導開始 |
平成19年 | メキシコにて指導開始 |
平成20年 | 小金井公園体育館にて指導開始 広島にて講習会開始 オランダにて指導開始 |
平成21年 | アルゼンチンにて指導開始 |
平成24年 | アメリカ・アリゾナ、スコットランドにて指導開始 ご逝去 |
加藤弘先生の技